詐欺

現代アートという詐欺 2 - 現代美術様
現代アートという詐欺 2 - 2ch
リンク後、上記のまとめてくれていたサイトが消去されたので少し読みにくいが元スレに再リンク。


そもそも詐欺とは何か、何をもって詐欺とするのかという事と、
そのモノ・行為に価値はあるか?という単なる個人の疑問を
全部一緒くたに吐き出すのはちょっと違う。


それに価値を感じるか否か、の尺度は当然人によって違う。
文脈から見て素晴らしいと思う人。
文脈から見て素晴らしいとされるものを素晴らしいと思う人。
投機的に見て素晴らしいと思う人。
それによってもたらされた(る)感銘等を素晴らしいと思う人。



それぞれの尺度を同一の土俵上で語る事は出来ないはず。
けれどどの側面からにしろそれに価値を感じる人間がいるものには値段がつく。
それがどんな高い値段であったとしてもそれはそれ自体では詐欺には当たらない。
それがどのような意味の価値であれ、そこに価値を感じ、お金を出す人間が出て
くるならばそれで良い。

だが、どの価値に対しても、物理的事実と異なる嘘を語り販売した場合は詐欺に
なり、その行為を行なった者は詐欺師である。
そこに「文脈」の解釈なんてものを混ぜ込むと話がとたんに難しく、ある意味
高尚な雰囲気も出るのかもしれないが、この場合、実際そんなものは関係ない。
販売時に物理的事実と異なる嘘をついたかどうかの一点のみが詐欺であるか
ないかの分かれ目だと思う。


現代アートに価値があるかないか、という事に関しては僕はあると思っている。
ハッキリ言って訳の分からないシロモノも多いし、イロモノだって多い。
私自身、一般的にいわれる文脈、なんてサッパリだ。
でも確かに感動とか気付きを与えてくれるものだってあるのだ。
あると思っている人間がいるのだから、その時点で確かに価値はあるのだ。
そこに値段の高い低い等という事は関係ない。それは個人の尺度でしかない。

だから現代アートという詐欺、という言い方は違う。
現代アート自体に詐欺性は無い。
けれどその販売時には詐欺であったり、詐欺的な取引が行われる事もある。
これが正しいのではないだろうか。


全然まとまってはいないが、現時点での自分の思考の整理として書いてみた。

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