神戸ビエンナーレ

神戸ビエンナーレの県立美術館会場とポートアイランド周辺会場、行って来ました。
県美の方ではついでに騙し絵展にも。

神戸ビエンナーレ、なんだか まだまだコレからかなぁ、というのが率直な感想です。
ポートアイランド周辺はなんだか楽しげな感じが漂ってはいたんですが、いかんせん規模的にもまだ少し小さめなこともあってお祭りとしてはちょっと弱い感じがしました。ちょっと残念。
展示自体に一本の通したコンセプトとかが有るわけではない、こういった芸術祭するのならもっと盛り上がり感とかそういう雰囲気的なものが必要なんだろうと思います。展示も面白いものがパラパラありつつ、という感じだったので余計にそう思ったのかもしれません。もうちょっと何か共通で押し出すものがあっても良かったのではないだろうか…
友人がアートフリマの方に出展していたのでまだ少しそういったところを補う要素があって印象自体が悪いという事はないのですが。

県美会場のほうは逆に落ち着いた雰囲気の中で楽しめる感じが良かったように思います。作品自体の善し悪しはともかくやっぱ展示のクオリティー自体が違いますね。
私が一番気になったのは榎忠さんの「RPM-1200」。初出ではなく、2006年と少し前の作品にはなるんですが、これは良かった。光の工夫でこんなにも魅せれるものなのかとグッと心つかまれました。コレは是非見てみてください。

騙し絵展は一般受けがいいんでしょうか、平日なのにめちゃくちゃ混んでました。
キャッチーだからなんですかね?
けど、面白いものも数点有りましたが全体としては正直あんまり面白くなかったです。昔の人もこういう楽しみ方をしていたんだなぁ、という知識が残った、という感じですね。同じパターン多くてどれも一緒に見えてくる。。。ほんで〆が本城直季ってどうよ。彼がどうとかではなくて、それは。
ついでに常設展見て帰りました。鴨居令とか横尾忠則があって良かった。SHADOW展の方ではロダンの彫刻に触れる企画なんかもやってて面白かったです。


今週は久々に動き回ったような気がします。
来週はまた違う方向で動かねば。

地上の花、天上の色


大谷美術館に「蜷川実花ー地上の花、天上の色」展を見に行って来た。

ニナミカの写真を展示で見るのは初めてだったんだけれど、やっぱり本とかじゃなく大きなサイズで見せられるといいですね。粒子感とかがグッときます。でも、写真が良いとか悪いというよりは不思議な感覚を植え付けられるような、そんな感じの展示でした。

作品は大枠でA〜Iの9つに分けて展示されてました。
大雑把にまとめると、下記のような感じ。

A 花(ガラス透過)
B 花
C 初期作品
D 金魚
E 造花
F 人
G 旅
H ポートレイト
I 新作

前からあちこちで見る事のあるB,D,Eはシンプルだけど、良い展示だったと思う。
写真一枚一枚がどうというよりも全体で見せた時の、脳裏に元々あるイメージをスッとかすめとっていくような、イメージの中の淡い蒼さを定着させたような、光のような生のような死のような、なんとも言えない感覚に陥るというのか、錯覚をおこすというのか、そんな感じが良かった。その中にCの初期作品やポクないメキシカンな装飾を施した額に入った変わった写真類が有るのもなんだか分からないけどその感じが良い感覚を与えてくれた。

Gの旅についてはどちらかというと上記と違って一枚一枚見つつ、だろうか。
撮った側には数による記憶の定着等も有ると思うが、見てる側としては実際に行ってるわけではないのであまり入り込める写真というわけでもなく それぞれ別個に好きだなとか、あんまだなとかを見るしか無かった。そうなると、確かに色はニナミカなんだけど、だから何?って言われると元々写真の善し悪しや巧い下手が大して分かるわけでもないので、ちょっと考えてしまう。普通の旅行スナップと何処が違うん?てところで。どういう見方をしたら良いのかね?まあ、好きに見れば良いのだろうけど、写真を見る時は自身が分からないということもあって、そこはやっぱり ちょっと気になってしまう。

そしてF,Hの人、ポートレイト。どうして分かれてるのかはよく分からないけど どちらも有名な女優俳優アイドルモデルさん達。彼ら、彼女らが極彩の衣装やアイテムの中に居る写真。
作者自身「私は劇場を用意する」みたいな事を書いてるんだけど、ほんとにそんな感じ。けど それって彼ら彼女らじゃなくて誰でも良くないだろうか、むしろそこまで自分の写真感を出すんなら誰も知らないような人達の方がかえって良いのではないか、という少々の疑問。
その中でも清志郎とかは全然違和感無くむしろ格好良く写ってて眼をひきました。実はたいしてキャラ立ちしてないアイドル等としっかりした存在感を持ってる人物を見分けるのには良いなぁなんて思ったり。…ポートレイトするんならニナミカ色は残しながら、もうちょっと其の人が出る感じにして欲しかったなぁ。
ま、ミーハーな眼で見てしまう部分もあって嫌いじゃないんですけどね。綾瀬はるかとかアッキーナ激可愛ス!みたいな、そういう見方をしてしまうわけですが。それでええもんなのか…

Iの新作達については、未だなんかパラパラとしている印象があって、コレからまとめられていくのかな、という感じです。コレはただ単に個人的な好みになってしまうのかもしれないけれど、このパラパラを再咀嚼してシリーズにまとめて全体で魅せていく形にしていければより凄みが出るような、そんな気がしました。肉、肉、肉…
この後、どんな風になっていくのかを見てみたいです。そういう過程を追っていくのも展示を見ていく上では面白く、そして大事なのかもしれないですね。


パラパラ書き散らしましたが、端的な感想としては、すごく良かったよ〜!ていうのとは少し違うけれど、全体を通して嫌いじゃない(フラグ的な意味でw)展示でした。
見ておいて損は無いかと。

どうしてこうなった

STEAL THIS HEART / 鬼束ちひろ



どうして…

プロ原稿

「乙嫁語り」森薫さんの作業動画。
こういうのって じぃっと見てしまいます。
1巻の刊行と「Fellows!&11COMICS連動企画「Fellows! COLORS」応募者全員プレゼント」に向けたスペシャルコンテンツだそうです。



続きは関連動画から見れます。その6まで。

New iMac

New iMacが発表されましたね。

な…にぃ?27inch約17万〜だと!?
Macも本当に安く手に入るようになったもんだ。昔なんてWindowsに比べて、めちゃくちゃ お高くて、本当に手が出しづらかったというに。いい時代になったなぁ…

まあ、正直どんどん加速していく進化には着いていけなくなってますがね。色んな面で。今生まれてる子たちはコレが当然の世界に生まれでてくるんだから、更にその先を行くというのは当然の事なんでしょうね。そりゃあ、じっちゃんばっちゃんがビデオの録画予約出来ない事を責める事は出来ませんよ。俺だってsuicaやICOCAを初めて使うまでカードかざして改札通るなんて行為の発想自体なかったさ…

…じゃなかった逸れた…

で、New iMacと一緒にちょっと前から噂になってたマルチタッチのマウス、Magic Mouseが発表されてます。この前マイティ君のエントリをしたばかりだというのに…
しかしコレでめんどくさい掃除とかも無し、故障の可能性の低い(ローラー的な意味で)マウスに乗り換えられますね。電池の持ちは気になりますが。

…マジ、欲すぃ!

他にもMac miniとかその他諸々更新されてます。

Creative Suite 5





なんていうか、すっごいね。色んな意味で。
PhotoSketchもそうだけど、最近のこのての進化には驚きを禁じ得ない。
しかし、どうしてもCSという表記を見るたびにスイーツ(笑)と脳裏に浮かんでしまう俺の頭は完全にヤられてるw

それはそれとして、adobeには本気のバージョンアップならいざ知らず、とりあえずちまちま意味不明なバージョンアップと互換性の無さであこぎな商売するのだけはヤメれ、とは言いたい。今回のVer.upもそうだ、と言っているわけではないけれど。

wireless Mighty Mouse

2、3年前に今のiMacを買った時にマウスもwireless Mighty Mouseにして非常に快適に使ってたんですが、年々ローラーボール?部分の効きが悪くなって遂に先日全く反応が無くなりました。
Apple storeに行けば対応してもらえるような事をblogで書いている方もいらっしゃったんですが、保証期間も過ぎているし、何よりメンドクサイwので、自分で分解して掃除することにしました。既に公式ページにある強く転がしたり、布で拭いたりというレベルではなかったので。

参考にしたのはYONEHARU'S ARTsさんのApple Wireless Mighty Mouseの分解、掃除方法

丁寧にやり方が書かれているので、初めてでも簡単。なんだかんだで一時間もかからずに掃除できました。最初の接着剤でくっついてるリングを外すのだけはちょっと手間取りましたが。っていうか割れんように怖々やったので無駄に時間が…
いやね、もうビックリですよ。まずどんだけホコリ糸くず絡まってるんだ、と。そりゃ動かなくなるってレベルじゃねえぞ!ですよ。そしてそのホコリをとった後の動作の快適な事快適な事。買ったばっかりのときこんな動きやったんやと、眼から鱗。ゆるやかな故障?は感覚が麻痺して気付かないものですね。

てわけで、最近スクロールがもっさい!と思っている方、マジおすすめですよ。
ただ、自分でやってもし壊れてもその時は保証が効かないので、自己責任で☆

Cheeza


チーザうめえな…
個人的にはカマンベールの方が好み。

秋の日、冬の手前。

自転車で久々に、2〜3時間程の散策をしてきた。
今住んでいる街と、地震前まで住んでいた小学生時代を過ごした隣街を。

暗くなるまで一生懸命に遊んだ、探検をした、秘密基地を作った場所達は たった2〜3時間、自転車でまわりきれるような範囲、その中にあった。
今では少し足を伸ばす気持ちで行けば着いてしまうような、さもすれば通り過ぎてしまうような場所にでも あの頃はWONDERを感じていたし、キラキラしたものを見ていた。
背が高くなり、物理的に視点も高くなり、見ている景色は変わってくる。だけどきっと、その過程で不必要な視点の高さを自分で作ってしまい、色々なものを見えなくしてしまっているのだろう、あの頃のような心の動きを感じる事が少なくなってしまっているように思う。
空が青かったり、太陽が照っていたり、すこしヒンヤリとする風が木陰を吹き抜ける。日々に追われると、いつの間にかそういう事に気をとめなくなっている自分がいる。ただそれだけでも本当はそこに幸せは見いだせるはずなのに。
毎日仮想の世界でクリックを繰り返すだけのような日々が何を生み出すのだろう。そこに自分の想いとか願いが載っていないのなら、きっとそこには何もない気がする。

そこにWONDERはあるか?
美しい日々を送っているか?

今はどうしようもなく立ち止まってしまっている自分にいらだちを覚える。
一度折れたものはそう簡単に戻す事は出来ない。だけどいつかは傷を覆いこんでより太く育てなければいけない。
強くあらねば。そして不必要なフィルターをどんどん捨てていかなければ。

そのうえで、ゆったりと、自然体でありたいのだ。

深澤直人、デザインを語る。

excite ismのMonthly Interviewが深澤直人氏です。
21_21で開催される「THE OUTLINE 見えていない輪郭展 藤井保が撮る、深澤直人のデザインの輪郭」絡みから色々語ってくれています。プロダクトや深澤好きは要チェック!

深澤直人、デザインを語る。

The Imaginarium of Dr. Parnassus



コレは見たい。日本では来年秋の公開予定だとか。
個人的にはアリスよりこっちが良いな。
しかしまあ、外国の方々ってなんでこう何着ても似合うんでしょうねえ。

…デップは相変わらず変な役どころが多くて素敵だ。

blackhole

blackhole / arjanM


こいつはハンパない。カッケー!

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Sakura
Susumu Yokota
B00196NN76
祝日
PoPoyans
スペース